今週の人物キャラでリーリエを取り上げた流れで、改めてサンムーン時代の曲を思い出していました。
サンムーンといえば…っていうと、あのお馴染みのテーマ曲が頭をよぎるんだけど、一番好きな曲は何?って聞かれたら、私はこの「ポニの古道」をあげます。
作曲したのは佐藤仁美さん。ダイパ以降からだったと思うんだけど、ポケモンの音楽でお馴染みの方ですね。
この方の曲……特にジャズ調の曲がすげー好きなんだ。コトブキシティとか、タチワキシティとか。
で、こちらの「ポニの古道」ですが、そういったジャズ調とはまた違っていて、出だしの感じはポケモンのメインタイトル曲にちょっとだけ似ているかな。特にN64の頃に耳にしたやつがそれっぽい。
ただ、全体的な雰囲気は…たとえるなら…金銀時代の「26ばんどうろ」に近い印象ですね。
「26ばんどうろ」は、「きみは いま! カントーちほう への だいいっぽを ふみだした!」というモブのセリフでお馴染みの道路です。
この頃のアニポケでもクライマックスなどで確か流れていた気がするので、世代の人は聞いてみたら思い出すんじゃないかな…。
ともあれ、個人的にはこの「26ばんどうろ」を聞いているときの感動に近いものを感じるのがこちらの「ポニの古道」でした。
でも、それだけじゃないのよね。
「ポニの古道」には他にも哀愁みたいなものが漂っている気がしちゃう。
これってたぶん、無印サンムーンの頃の印象に引っ張られているんだと思います。
クリア後に、リーリエがいなくなっちゃって、もう会えないっていう、小学生の頃とかに友達が転校しちゃったときみたいな寂しさを思い出すからこその寂しさなんだろうなぁって。
ウルトラの方は代わりに兄が船に乗ってどっかいっちゃって、わりとすぐに戻ってくるのでそういう哀愁はないのですが、それでもやっぱり無印サンムーンの思い出に引っ張られているから、ただでさえ良い曲なところに忘れられないエッセンスが加わってしまっているのだと思います。
ま、長々と言葉を連ねたけれど、要するにエモい曲ってことです。
どんな曲だったっけって人は、とりま聞いてみてくださいませ。